京黒紋付染ができるまで
染めの行程
![墨うち](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/sumiuti.gif)
白生地段階で織難や汚れがないか検反します。
合格した白生地のみ墨うち(袖や身頃といった着物の各部分の決定)を行います。
![紋糊置き](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/monnorioki.gif)
家紋部分の防染糊置き。
墨うちで決定された袖紋、胸紋、背紋に紋糊を置いていきます。
紋糊には色々な型があり、 また、男紋と女紋では大きさも違います。
![染色レーン](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/sensyokulane.gif)
下染め後、京黒紋付染め独特の継続染色で染めていきます。
![:紋糊落し](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/monnoriotosi.gif)
前述の紋糊を落していきます。
熟練を要す工程です。
![中間検品](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/chukankenpin.gif)
深色工程前に検品を行い、品質の向上に努めます。
![濃色(深色)加工](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/nosyokukako.gif)
中間検品に合格した商品を濃色、深色加工します。
濃色加工技術の向上に伴い、より深みのある黒が生まれました。
![湯のし(ピンテンター)](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/yunosi.gif)
生地巾を整えて巻き取り、ピンキングしていきます。
![紋洗い](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/monarai.gif)
紋を白く漂白します。
![紋洗い](http://www.kmontsuki.co.jp/pic/uwae.gif)
伝統工芸士により紋を書きます。
家紋は現在約2万種類あるといわれています。
一般的な平安紋鑑では約4千種類の紋が掲載されています